color='#000000'
」
GM 戦闘を開始します。
GMラウンド1.セットアップ。
“ジプサム” 10区 《進化の大爪》
里川 響子 なし 」
安楽 らむね コマンドモービル使用して搭乗。行動値8→5
糺森一稀 コンボ:《影は濃く》《尾を食らう蛇》→《背徳の理》
八色刹那 自身に活性の霧L5、ラウンド間ATK+15、ドッジD-2
system [ 八色刹那 ] 侵蝕率 : 100 → 103
[ 糺森一稀 ] 侵蝕率 : 85 → 92
“運命の仮面” なし 」
GMイニシアチブ
“ジプサム” 10区 《加速する刻》マイナー《完全獣化》+《破壊の爪》メジャー《コンセントレイト:キュマイラ》+《獣の魂》+《神獣撃》+《増腕》
里川 響子 対象は……ッ!?
安楽 らむね 改めてイニシアチブに《バーサークセルフ》宣言して暴走します」
system [ 安楽 らむね ] 侵蝕率 : 100 → 103
GM イニシアティブ12、里川さん
里川 響子 マイナーで雷の大弓Lv6を使用。
system [ 里川 響子 ] 侵蝕率 : 100 → 102
里川 響子 メジャーアクション
コンセ:ブラックドッグLv3+アームズリンクLv6+スタンボルト
対象はジプサム。
シューターズジャケットの効果込みで判定。
16dx7+2
DoubleCross : (16DX7+2) > 10[1,1,1,2,5,5,6,7,8,8,9,9,10,10,10,10]+10[1,1,1,1,3,4,8,9,10]+10[1,2,7]+5[5]+2 > 37
里川 響子 メジャーアクションの分、侵蝕率を上昇させます。以上。
system [ 里川 響子 ] 侵蝕率 : 102 → 109
“ジプサム” 10区 7dx>=37
DoubleCross : (7DX10>=37) > 10[2,3,4,7,9,10,10]+7[5,7] > 17 > 失敗
ドッジ失敗や
里川 響子 ダメージ判定!
4D10+26
DoubleCross : (4D10+26) > 22[9,1,5,7]+26 > 48
装甲値有効。放心付与。
“ジプサム” 10区 げえーっ
GM イニチアチブ8,糺森さん
糺森一稀 《尾を食らう蛇》のHP減少忘れてたからふるね
1d10
DoubleCross : (1D10) > 6
system [ 糺森一稀 ] HP : 22 → 16 」
糺森一稀 マイナーで暴走解除するよ
メジャー コンボ:《影打百般・影狼の車輪》
《コンセントレイト》《原初の赤:魔獣の衝撃》
system [ 糺森一稀 ] 侵蝕率 : 92 → 97
糺森一稀 対象はジプサム
15dx+4
DoubleCross : (15DX8+4) > 10[1,1,1,1,3,3,4,4,4,5,6,7,7,9,9]+10[5,8]+10[10]+10[8]+3[3]+4 > 47」
“ジプサム” 10区 5dx>=47
DoubleCross : (5DX10>=47) > 9[2,4,7,8,9] > 9 > 失敗
放心でダイス減って失敗や!
糺森一稀 5d10+2d10+5 装甲有効
DoubleCross : (5D10+2D10+5) > 30[8,10,4,5,3]+18[10,8]+5 > 53
system [ 糺森一稀 ] HP : 16 → 13
“ジプサム” 10区 んお
糺森一稀 ん?
“ジプサム” 10区 死!
《蘇生復活》
糺森一稀 あらら
“ジプサム” 10区 HPは1やで
GM イニシアティブ5、安楽さん 」
安楽 らむね んー、カバーは炎陣もあるので一応殴りにいきますか
安楽 らむね マイナーで戦闘移動しジプサムにエンゲージ
安楽 らむね メジャー。エフェクトなしで、ヴィークルによる素殴り
安楽 らむね 6dx+2 DoubleCross : (6DX10+2) > 10[1,6,7,8,10,10]+10[9,10]+2[2]+2 > 24
安楽 らむね 対象は無論ジプサム
“ジプサム” 10区 ドッジ!5dx>=245dx>=24
DoubleCross : (5DX10>=24) > 10[3,7,9,9,10]+6[6] > 16 > 失敗
安楽 らむね 3d10+15 装甲もろもろ有効 DoubleCross : (3D10+15) > 15[10,2,3]+15 > 30
“ジプサム” 10区 しゃーなし、ロイス切って復活や
区長 仕事〇/庇護 」
GM イニシアティブ5、アイさん 」
“運命の仮面” オートアクションで『ファタル』(特殊警棒)を装備“運命の仮面”
“運命の仮面” マイナーアクションで戦闘移動、接敵
“運命の仮面” メジャーでコンボ運命(ファタル) コンセ:エグ+オールレンジ+死神の精度
“運命の仮面” 15dx7+4
DoubleCross : (15DX7+4) > 10[1,1,1,2,3,3,6,6,7,7,8,9,10,10,10]+10[1,2,3,3,6,9,10]+10[5,8]+6[6]+4 > 40
“運命の仮面” リアクションどうぞ
“運命の仮面” [ “運命の仮面” ] 侵蝕値 : 100 → 108
“ジプサム” 10区 5dx>=40
DoubleCross : (5DX10>=40) > 10[2,3,6,9,10]+9[9] > 19 > 失敗ドッジ失敗や
“運命の仮面” なんできっちり一回は回すんですか、怖
“ジプサム” 10区 そら死にたくないからやで 」
“運命の仮面” 流石とは言っておきましょう。ダメージ行きます
5d10+32 装甲有効 DoubleCross : (5D10+32) > 31[2,5,10,6,8]+32 > 63
“ジプサム” 10区 死ぬわ!ロイス切って復活
10区 居場所〇/仕事場
GM イニシアティブ4、八色さん
八色刹那 マイナーでストライクモービル搭乗 メジャー(アドレナリンL6+タブレットL4+コンセントレイト:SoL4)
八色刹那 視界に運転攻撃、判定D+7、C値-3、コスト7
八色刹那 対象はジプサム
八色刹那 15dx7+4 DoubleCross : (15DX7+4) > 10[2,3,3,5,5,5,7,7,7,7,7,7,8,8,8]+10[2,3,4,4,6,8,9,10,10]+6[1,1,4,6]+4 > 30
system [ 八色刹那 ] 侵蝕率 : 103 → 110
“ジプサム” 10区 5dx>=30 DoubleCross : (5DX10>=30) > 10[1,5,7,8,10]+6[6] > 16 > 失敗
八色刹那 4d10+12+10 装甲有効 DoubleCross : (4D10+12+10) > 20[2,3,9,6]+12+10 > 42
“ジプサム” 10区 それは....切れるロイスも無い。HP0.
GM 戦闘不能、戦闘終了! 」
八色刹那 お疲れさまでした 」
“ジプサム” 10区 「じゃ、こっちからいくで」
“ジプサム” 10区大弓を引き絞る様に、大きく獣の腕を身体の後方に構える。
“ジプサム” 10区 標的は―――この場の全員。
“ジプサム” 10区打つ。至近の一撃。
“ジプサム” 10区「この程度でくたばるんじゃあ、つまらんわ」
“ジプサム” 10区「全員、まとめてかかってこい」
安楽 らむね 「──さて。あまり斬った殴ったは得意なほうではないのだけれど」《魔王の玉座》
安楽 らむね ふわりと浮き上がり、周囲を球状の防御壁が包む。手元には、ルービックキューブ大の黒い立方体。
安楽 らむね 「──来なさい。ステンノ」転がすように放り投げる。とぐろをまいた蛇が解けるように形を変え、防御壁に巻き付くように。
安楽 らむね ──安楽らむねは、自分を”守る側”、”庇う側”の人間と定義している。
安楽 らむね だが、誰かに庇われて、死なれたこともあるし、庇いきれず死なせたこともある。
安楽 らむね 己が庇い死した後、誰かが己の蘇生を願うことがあるかは、わからない。だが
安楽 らむね 「……そんなの、興醒めでしかないわ」指先を向ける。防御壁に巻き付いた蛇が首をもたげ、牙を剥く
安楽 らむね 「術式反転」
安楽 らむね 「破城砲」
安楽 らむね 那由多を一に圧縮するのではなく、一を那由多に引き伸ばす攻撃。指向性を持った極低温の衝撃波が、獣の体を貫く。
“運命の仮面” 「うふふ、流石ね。啖呵を切るだけの実力はあったようでうれしいわ」
“運命の仮面” 「もう少し余裕があったら『遊んで』あげようかと思ったけれど、全然無理だったわ。それは素直にお見事」
“運命の仮面” ぱちぱちと手を叩き
“運命の仮面” 「で」 一歩、足を踏み出し
“運命の仮面” 「も」 二歩、地を蹴ってbr>
“運命の仮面” 「ね?」 三歩、警棒を手に宙から躍りかかる
“運命の仮面” 一撃。
“運命の仮面” 正確無比に脳天を打ち据える警棒。
“運命の仮面” ただそれだけの面白みのない一撃が、ジプサムの意識を抉る。
“運命の仮面” 「まだ足りないわ。私達皆を相手にするには、とてもとても」
“運命の仮面” 「……だけどああ、嬉しいわ」
“運命の仮面” 「……ああ、妬ましいわ」
“運命の仮面” 「あなたはまだ、人間なのね」
糺森一稀 跪くと弟が首に噛み付く、痛みとともにレネゲイドを活性化させる
糺森一稀 「さて、何狩りになるかなこれは」
糺森一稀 影が浮かび上がり、一匹の狼を形作り、食らいついた
糺森一稀 「《影打百般》」
糺森一稀 相手を咥えたまま、影の狼が身を翻し、そのまま地面へとたたきつけた
糺森一稀「まるでパンジャンドラム……いや、そんないいもんじゃないか」
糺森一稀「へこたれてくれないかなぁ?」
八色刹那 爆風に巻かれながらも手持ちのフライングボードに飛び乗り、現在進行形で動いている”ロマンス・インドラ”の指令室に向かう 」
隊員 「おかえりなさい総司令、話は終わりましたか?」
八色刹那 「ああ…どうも話し合いでなんとかなりそうではなかった」
八色刹那 「目標は…”ジプサム”だ、距離測定と巻き込みが無いかの確認を済ませ次第、全力でぶっ放すぞ」
隊員 「!」
隊員 「…了解しました!」 一瞬どよめきが指令室に走るが、刹那の顔を見た瞬間、すべてを察する
八色刹那 「砲撃体勢用意、真言エネルギー充填準備!」
”ロマンス・インドラ” 左腕部についた手を掲げ、人差し指と中指を立て、人差し指を中指の後ろへ回し、帝釈天印の構え
”ロマンス・インドラ” 同時、右腕を変形させ、砲塔へと換装し、エネルギー充填の準備 」
観音パト 「詠唱充填開始:我らが身命を賭してこの船に、あまねく御仏に、信仰とを奉らん」
観音パト 「天の帝を冠するものよ、夢の階よ、衆生の祈りと浪漫を込めた希望の光よ」
観音パト 「その天雷に幸運あれ!(namaḥ samanta-buddhānāṃ indrāya svāhā !)」
”ロマンス・インドラ” 教歌が紡がれるごとに、左手は光り、右腕の砲身へ集まる 」
観音パト 「充填終わり(オールクリア)!行けるよ!」
八色刹那 「距離問題なし、住宅街への被害計算完了、カウント開始!」
観音パト 「5」
観音パト 「4」
観音パト 「3」
観音パト 「2」
観音パト 「1」
八色刹那 「…撃て!」
”ロマンス・インドラ”ぶ
”ロマンス・インドラ”お
”ロマンス・インドラ”ん
”ロマンス・インドラ”
”ロマンス・インドラ”
”ロマンス・インドラ” ど
”ロマンス・インドラ” っ
”ロマンス・インドラ” っ
”ロマンス・インドラ” っ
”ロマンス・インドラ” 摩天楼に、虹がかかる
”ロマンス・インドラ” それは第九区画の人々の夢と、希望と、祈りをそのままエネルギーへと転化させた信仰兵装
”ロマンス・インドラ” 彼らにとっての明日の脅威を打ち砕くために
”ロマンス・インドラ” また今日もより良い未来を夢見るために
”ロマンス・インドラ” 秩序の護り手から断固たる意志を持って、放たれる
八色刹那「天地拓く護法弓(スヴァルガパティ・アスピレーション)――!!」
“ジプサム” 10区 幾重もの攻撃を経て、その腕は血に濡れている。
“ジプサム” 10区「———あぁクソ、ほんと貧乏くじもいいところや」
“ジプサム” 10区 ロイスは、一つだけ実はあった。
“ジプサム” 10区 だが、使わなかった。
“ジプサム” 10区 使えなかった。
“ジプサム” 10区 それだけは、と。己が己であるために、どうしても
“ジプサム” 10区 それを使うことは出来なかった。
“ジプサム” 10区 友 再会/悔恨〇
“ジプサム” 10区 「...負けや、負け」
“ジプサム” 10区 「強いのはよく判った。お前らなら――」
“ジプサム” 10区 「他の面子も、止められるかもしれんしな」笑う。
“ジプサム” 10区 そのまま後ろに歩みを進める。ビルの淵。
“ジプサム” 10区 「自分のことは自分でケリ付ける」
“ジプサム” 10区「じゃあな」
“ジプサム” 10区 「せいぜい――生き残るとええ」
“ジプサム” 10区 そのまま体を傾けて、そうして―――― 」
GM 音も影もなく、落ちていった。
GM 夕闇はすでに深い夜となり、星々が辺りを静かに照らしている。
八色刹那 目標喪失(ターゲットロスト)の報告を聞き、手がとまる 「……クソッ」
八色刹那 ジプサム 仕方がない/○拘泥
GM バックトラック
里川 響子 Eロイスなどはなかったですよね
GM ないです! 」
system [ “運命の仮面” ] 侵蝕値 : 108 → 77
八色刹那 OKです5d10 等倍 DoubleCross : (5D10) > 25[9,8,5,1,2] > 25
里川 響子 了解しました。では等倍振りを。
system [ 八色刹那 ] 侵蝕率 : 110 → 85
八色刹那 帰還です 」
安楽 らむね 103-3d10 等倍 DoubleCross : (103-3D10) > 103-17[6,9,2] > 86
里川 響子 109-4D10 DoubleCross : (109-4D10) > 109-19[2,7,4,6] > 90
安楽 らむね 5点!
里川 響子 生還。5点です。
system [ 里川 響子 ] 侵蝕率 : 109 → 90
八色刹那 5点で
“運命の仮面” あっと、書き忘れ。5点です」
糺森一稀 4です
GM 全員帰還!
エンディング 12区
糺森一稀「あぁ、うん。そうだね大変さ」
糺森一稀「裏切った区長の区の扱いとか、第十は空位になっちゃたからそれの処理どうしようかなとか」
糺森一稀「了くんとボクなら問題ないけど、ボクら二人で区を完全に回してる訳でもないから……うん、部下には迷惑をかけるよ」
糺森一稀夜、バスローブ姿で窓の外を眺めながら通話を終え、端末をベッドに寝転ぶ弟に手渡す
糺森了「……酷い一日でした」
糺森了「まさかこんなことになるなんて……」
糺森一稀「人の心ってのは分からないねぇ」
糺森一稀「……ボクらの命も危ういかもね? 全くそそのかしちゃって……許さないぞほんとに……ん?」
糺森了「姉様に何かあるかと思うと、不安です」
糺森一稀「……ボクも了くんに何かあると思うと不安だね」
糺森一稀「だから、今日はお互いのことをお互いに刻み込む日として終えようか」
糺森一稀「ボクらは終わらないという願いをこめて、ね?」
糺森一稀 夜の帳はウロボロスの影でも操れはしなくて、連絡の入り続ける端末を無視して糺森一稀は笑う
糺森一稀 諸々の問題は抱えつつも、それでもいつもと同じように歩けるのは……やはり彼女がどこか狂っているのかもしれない
エンディング 6区
安楽 らむね「……怪我人の収容は? 結構。ジャームの捕縛だけ優先して、収監は多少後回しにしても構いません」
安楽 らむね《魔王の玉座》《軽快なる積荷》
安楽 らむね ”行止”安楽らむねが、区内に持っている自宅に戻ることは滅多に無い。生活の殆どを支部内の執務室か、戦場で過ごしている
安楽 らむね無数の無線機と書類を浮遊させ、自身も浮き上がり室内を動きながら、今日の最後の指示を出す。
安楽 らむね特に今日はL市の半分が敵対し、区内にジャームが溢れかえった後。処理が終わる頃には日付はとうに変わっていた。
安楽 らむね「……では。残りの業務は任せます」「緊急の用事のときだけ、いつもの回線につないでください」
安楽 らむねすべての無線を切り、机の上に書類とともに整頓して置く。エフェクトを解除して、静かに床の上に着地した。
安楽 らむね「……」ひとつ。小さく息を吐き、引き出しから残り少ない携行食を1つ取り出し、口にしながら、考える。
安楽 らむねかつて、10区の長だったその男の言葉。
安楽 らむね〝死を無かったことに出来るならばどうする?〟
安楽 らむね 下らないと、一蹴した。何度でも繰り返す無意味な問いだと、吐き棄てた。
安楽 らむね ──もうそこは、自分が何度も通り過ぎた道だから。
安楽 らむね指についた携行食の欠片を舐め取り、煩雑な回想と一緒に、粗雑な包装紙をゴミ箱に捨てた。
安楽 らむね 簡易な栄養補給を行ったら、身だしなみ程度にシャワーを浴びて、朝の準備をしてから眠りに着く。
安楽 らむね……誰かの前の自分は、いつだって笑顔だ。そう努めている。
安楽 らむね だけど、この鏡の前の自分は、うまく笑えているのか。少しだけ不安になる。
安楽 らむね 雑に羽織っただけの寝間着のまま、執務室のソファに横になる。
安楽 らむね ──それでも私は、”行止”だ。
安楽 らむね 眠りにつく。私が、そうあるために
エンディング 11区
“運命の仮面” 11区最高級ホテル『仮面預り所(マスククロークルーム)』、スイートルーム。
“運命の仮面” 『ルール』のため詮索される事こそないが、この部屋に宿泊する客の大半が“運命の仮面”の別名義である事は公然の秘密だ。
“運命の仮面” そして、今日もまた『彼女』はここにいる。
“運命の仮面” 部屋の照明をすべて消し、窓から夜景を見下ろしてみる。
“運命の仮面” あんなことがあった当日だというのに、歓楽街の店やカジノの大半はそのまま営業しているようだった。
“運命の仮面” その光は、彼らの人生のきらめきを象徴するかのようで、その長として少々誇らしく、そして。
“運命の仮面” それ以上に、妬ましい。
“運命の仮面” 仮面の少女が囁く。「やっぱり人間ってすごいわ。賢明に生きて懸命に死ぬ、それだけのことであんなに綺麗だなんて」
“運命の仮面” 仮面の美女が嘯く。「それでこそ人間、素晴らしい。それは彼に限らず、あの場に集った皆がそうだ」
“運命の仮面” 仮面の老婆が呟く。「じゃが、儂に分かるのはそこまで。儂がその境地に至るには、くく、どうすればよいものかのう」
“運命の仮面” 仮面の青年が嗤う。「はは、まさかと思ってガワ揃えてみたが、無駄や無駄。俺はアイツじゃないんやで」
“運命の仮面” 少女が美女が老婆が青年が、この世に存在する数多の顔が、仮面の下を通りすぎ、そして。
“運命の仮面” 仮面の××が嘆く。「嗚呼、アイは……私は誰なのだろう(Who am I)?」
エンディング 9区
八色刹那 あの後。第九区にかけられていたメーデーは一時的に解除され、市民の協力もあってこの区域の住民は恙なく日常を続行できている
観音パト
「モルフェウス能力持ち…具体的には今うちにはみっきーちゃんしかいないんだけど、その子の労働したリスト、置いとくねえ」
観音パト 指令官のタブレットからぽんとでてきつつ、ついでに報告書を送る
観音パト 「だいぶだいぶ働いてたみたいだから誉めてあげてね」
八色刹那
「そうか、助かった」ぎい、と音を立てて椅子をまわす
「…やはり、そろそろ人員が足りないか?」
観音パト
「まあそーだね、今までの脅威ランクならともかく、A++クラスの警報がまだまだ続くようなら、ちょっとここの体制も工夫しないといけないねえ」
八色刹那
「やはりか…しかしうかつに増やしすぎてもな…」
観音パト
「なんか困ってる、っていうか、嫌そうだね」
八色刹那
「…死地に送る人間が増えて喜ぶほど僕は悪辣ではない」
八色刹那 「守れるものなどたかが知れてるから、せめてこの区画だけでも全員平和に暮らしていてほしいんだがな…うまくいかない」
観音パト
「はー…アドみーはほんと働き者だなあ」
観音パト 「おまけに理想持ちで生真面目とか本当に手が付けられないよ」
観音パト 「私たちは一人で戦えるほど強くない、だから協力しあって、できることをしようって言っているのは君だろう?」
観音パト 「だったら君自身が助けてほしいときは助けてって言えばいいじゃん」
観音パト と口で言いながら、手はホットアイマスクを刹那の目にかけそのうえに落書きをしている
八色刹那
「おい、パト、落書きしてるのはわかるぞ」
観音パト
「んむぺ」ペンを離す
八色刹那
「だがまあ最もだ、自分で吐いた言葉は帰ってくるのは本当だったな…」
八色刹那 「……」どうにか手でアイマスクを外そうと試みる
観音パト
邪魔をしている
八色刹那
「……隊員募集を出そう、ただし条件付きだ」あきらめた
観音パト
「はいにゃー、PVいる?かっこいいの、私のボーカルで」
八色刹那
「仕事にかこつけて目立ちたいだけだろお前」
」
観音パト
「いーじゃん我ボーカロイドぞ?歌で目立たなくてどうする?」
」
八色刹那
「予算を食わない程度にしろ」
」
観音パト
「いよっし言質を手に入れたー」いてくるー、と残してタブレットの中に消えていく
」
八色刹那
はあ…と改めて押し付けられたアイマスクを取り、ため息をつく。
…忙しくなりそうだ
エンディング 2区
里川 響子 例えレネゲイド関係の事件が発生した日であろうとも、里川響子の一日の納め方は平時とまるで変わらない。
里川 響子 メイクを落とし、義肢の動作を確認し、風呂場で身体中の汚れを落とし、人並みに上手くは作れる料理で腹を満たし、軽いストレッチに集中し、ホットミルクで舌を潤し、床につく。
里川 響子 常にそうなのだ。変化があるとすれば……時折このリズムの中に、趣味や勉学に没頭する時間や区内の情報を整理する時間が挟み込まれるくらいのもの。
里川 響子 故に今も、彼女は寝間着姿でベッドに横たわっている。
里川 響子 そして、明日になれば何をしようかと心を弾ませながら瞼を閉じ、夢の中へと誘われる。
里川 響子 常にそうなのだ。そう……そうでなくてはならないのだ。
里川 響子 だというのに、今日は全く寝付けない。
里川 響子 頭に鳴り響くのは、かつて区長だった男から投げかけられた問いだ。
里川 響子〝死を無かったことに出来るならばどうする?〟
里川 響子 「…………っ」
里川 響子 問われた瞬間は……〝敵は倒すだけだ〟と耳を塞いだけれど、
里川 響子 今は、どうか。
里川 響子 問いかけが、頭の中で反響する。
里川 響子 瞼を閉じて眠りについたときには、既に朝日が昇ろうとしていた。
半数の区の裏切り。混乱に落ちた街、信念と意思が交差した屋上。本来あり得ない筈の戦い。それらを――全て始めから最後まで。視ていた少女がいた。
「これが、オーヴァード」
「会いに、いきたい」
柔らかく目を閉じ、そして開く。辺りは風が吹いている。
「行かなきゃ」
少女の姿は、静かに夜に溶けていった。
次回
オーヴァード・クライシス 2話 「少女はあらわれる」ログ